子宮筋腫の発見から手術とその費用

子宮筋腫発見から手術 日記
子宮筋腫発見から手術
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子宮筋腫の手術

ストレスなどで女性ホルモンのバランスが崩れたり、
多少調子が悪くてそのまま放置していたり
忙しくてなかなか病院で診てもらう機会がなかったり、
いろんな面で自分に余裕がなく、
耐えてしまうという選択をしてしまったりと
いまの社会忙しい日々の毎日では
無理をしがちなのも仕方がありません

しかし身体の不調に気付いた時には、
すでに悪化してしまった、となる前に異変を察知し
早く治るよう意識していたいものです。

この記事では私の経験した
子宮筋腫のお話をします。
早期発見や治療の参考になれば幸いです。

思い込みで気づかなかった

最近下腹がぽっこり出てきたなあ、職場で最近太った?おめでたですか?など聞かれていました。
食べすぎによるものか、歳かなあと思っていました。もしかして本当に妊娠したのかなと期待している事もありました。

生理が激しい

生理がくると、衣類を汚し眠れない程血の量が増えることも度々ありました。
お腹の鈍い痛み腰痛がありましたが、生理痛と決めつけていました。

子宮筋腫の症状に量が増える月経過多下腹がぽっこり出るなどありますが、今思うと当てはまっていました。

ひどい生理が終わった一週間後に再び生理がくるなど生理不順が続きました。更年期に差し掛かるにはまだ早いけど、個人差があるかもしれないと思っていました。
生理のない時の頻尿、くしゃみをすると尿もれするので大変でした。

月2回生理がくるようになってきましたので、子宮の病気かもしれないと思い病院へ行きました。症状が出て1年過ぎた頃でした。

20センチを超える子宮筋腫

女性クリニックへ行きました。待合室で診察を待つ間、何事もない事を願っていました。
内診がはじまると、先生が困った様に呟いていました。あまりよくないと分かり、怖くなりました。

診断の結果、腫瘍が見つかったが、大きすぎてここでは対応できないとのこと。処置ができる大病院へ行かれて下さいと言われたのです。

血液検査の結果、悪性の可能性は低いだろうとのことでしたが、動揺してしまい、いろいろな事を悪い方に考えてしまいました。

紹介状をいただいて直ぐに予約の連絡し、後日大病院へいきました。
大病院での内診の結果。子宮筋腫でした。
大きさは約20センチ。かなり大きく、直ぐに手術しますと言われ「子宮を取り除かなければならない状態です」言われました。
選択の余地はありませんでした。先生は大き過ぎる筋腫にびっくりしており、その姿をみるのが怖くてたまりませんでした。※大きい腫瘍の場合は子宮を丸ごと切除することが多いそうです。

入院の準備

手術までに飲む薬として貧血の薬が出ました。すぐ手術するので、ほかはありません。本来時間をかけて腫瘍を小さし、手術することが多いとききますが、今回は小さくするような薬は出ませんでした。
入院のしおりに、入院に必要なもののリストが書いてありました。石鹸箱、タオルなどを用意しました。

病院へ

手続きを済ませ病室へ着くと、下の処理をして下さいと言われシャワールームへ。この時から私は病人の自覚がぐんと高まりました。
体温を測ると熱が高かったのですが、予定通り、明日朝から手術になりますと言われました。

食事が喉を通らず、消灯は早いのですが、なかなか眠れません。
怖い怖い手術を考ていたら、朝がすぐきて寝不足と考え過ぎてボーとしていました。

朝食は当日なのでありません。
暫くすると看護師さんが迎えに来て車椅子に乗りました。

手術室

分厚い扉が開くと空気が一変しました。緊張感が漂って、冷たく寒々としているのです。
寝台へ上がると真上には大きなライトが眩しく光ってます。

かちゃかちゃと準備される音に恐怖が倍増します。怯えていた私を看護師さんが優しく声をかけてくれました。もうここまできたら全てお任せし、私も頑張ると強く思いながら挑みました。

麻酔を背中に打たれました。意識がぼんやりしはじめました。マウスピースを当て、名前を呼ばれ「今から麻酔をします」と言われたのは覚えていました。

眠っている間に手術は終わりました。カタカタとストレッチャーで病室に運ばれる時に、少し意識が戻りましたが、まだ眠くてよくわからない状態でした。

戻ってきた時、管が付けられてました。手術後で下半身は激痛でした。まだ麻酔が残っており「眠くて痛い」の繰り返しでした。終わったんだと思うとホッとして痛みが走り始めました。管が通っているのでトイレはその場で済ますのですが、感覚がよくわからなかったです。手術後はとにかく傷口が痛かったです。

その日、先生が術後の経過を観に来て下さった時「子宮は残せました」と聞かされました。奇跡的でした。嬉しかったです。傷口が深く、血が止まっておらず、痛みがありましたが、その時は感謝の気持ちでいっぱいになりました。

術後少しづつ痛みが和らぐ

身内がお見舞いに来るのですが、笑いが出るたびに痛くて笑えないませんでした。しかし日に日に痛みは和らぎ、回復していきました。
開腹範囲が大きかった為、通常より少し長い6日間入院でしたが、術後の診断の結果も問題なく、無事に退院する事ができました。3日間自宅療養のち仕事に復帰できました。

子宮筋腫の手術費用

6日間の入院、手術で窓口で支払った金額は約8万円でした。健康保険限度額適用認定を利用しました。

最後に

当たり前の事ですが、一年に一度は必ず、診断を受ける様にするのが良いです。市町村の検診など必ずあります。痛みがあったり、何かおかしいと感じたら、お医者さんに相談したほうがいいです。費用については分割など相談できることも多いです。

今後の私は、普段の食生活、運動を心がけて、体調を整えて自分の身体は大切にしていきたいです。健康診断は必ず毎年受けようと思います。

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